ふとワン~吹っ飛ばせワンナップ~

元気に吹っ飛ばせ!私よワンナップ!ゲームと趣味と雑記で成り立つ超雑記ブログ。

千年女優を観た!ラストのセリフはどういう意味なんだろう。

ようやく品揃えの悪い近所のGE〇で千年女優が置かれたので観てみた!
堂々とネタバレです!


物語は世の中から姿を消した女優「千代子」へのインタビュー形式で進んでいく…
が、そのインタビューでは現実(千代子の体験)と千代子が演じた映画がごちゃまぜになって進んでいく…
というかなり頭を使う映画。

だが現実と映画が混ざる様子、実に心地いい。さすが前にパーフェクトブルー、後にパプリカを作り上げるだけはある。


ちなみにインタビューを受ける千代子は老けてます。老婆です。可愛いおばあさんです。


千代子は昔(中学生くらい?)、逃亡中の男と出会う。
男を家に隠し、千代子と男(以降、鍵の君)は恋に落ちていく。


ちょっと話が飛ぶけど
実はこの男が隠れてるシーンで鍵の使い方が判明するんです!

鍵の君が使ってる絵を描く道具入れ(多分)の鍵

鍵の正体(本当の使い方)がわからない人は見直してみると分かるかも。


鍵の君と話をするうちに鍵の君から鍵を貰う。
その翌日あたり(?)、鍵の君は捕まってしまう。
千代子は鍵の君をどこまでも追いかけると決心する…

大まかな鍵の君を追う理由は以上の通り。
そして千代子は女優になれば鍵の君と会えると信じて鍵の君を探す旅に出るのです。

ストーリーはだいたいこんな感じ。
正直かなり難解なので各自見てください(投げやり


さて、この映画。賛否両論。
その理由はラストの千代子の台詞にあります。


「だって、あたし、あの人を追いかけてるあたしが好きなんだもの」


最後にこのセリフというのが反則。
自己愛かよ!とも取られ、人生に後悔が無いのか良かった…とも取られ。
賛否両論を巻き起こすこのセリフですがこれ以外セリフが見つからない。


私は肯定ととります。
セリフが難解すぎたので色々な意見を見て来ました。


その意見で一番しっくりきた答えは
「我が人生に一片の悔いなし」説。


このセリフ、千代子の死に際のセリフだからこそ。冴える。
この人生=鍵の君を追いかけてる人生に後悔はない。これがしっくり来ました。

後は「インタビューの締めの言葉説」「自分を愛せる事は凄い説」も見ました。
今敏監督のインタビューを見ると「自分を愛せる事説」が強いかな。


とにかく千年女優、素晴らしい作品でした。

あのラストからの平沢進の「ロタティオン」は反則。
元々この映画は平沢進の曲を聞いて思いついた映画という事もあり完璧マッチ。
映像美も素晴らしい。特に千代子が走るシーンは初めてアニメで鳥肌立った。


この監督の走る女の子が好き。
パーフェクトブルーの未麻が走るシーンやパプリカ=あっちゃんが走るシーンも素晴らしい。(東京ゴッドファーザーズ妄想代理人はまだ見てない…)
特に作画崩れも見当たらず、落ち着いた色合いなのに激しい色に負けない迫力も凄かった!


欠点は最後のセリフが賛否両論、時系列がごちゃまぜになるのが苦手な人には勧められない、初見は頭が混乱する(実際混乱した)事かな。


五段階で評価してみます!(映画あまり見ない人なので鵜呑みにはしないでね!)

映像 ★★★★★
音楽 ★★★★☆
ストーリー★★★☆
内容の難しさ★★★★★
万人受け ★★★


ところでこの作品…見終わったあと、2001年に作った映画と知って衝撃がッ!
15年前にこんな作品があっただと!?
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